からくりの森のロゴ

SEIKOのロゴ

からくりの森のロゴ

展示会場 展示会場

会期終了いたしました
たくさんのご来場ありがとうございました

2022.10.20(Thu)
〜11.20(Sun)

Seiko Seed
渋谷区神宮前 1-14-30 WITH HARAJUKU 1F

OPEN 11:00am - 8:00pm(入場は7:45pmまで)
入場無料/事前予約不要/展示会期中は無休

腕時計は人々にとって最も身近な「機械」の一つですが、針の動きや音が鳴る構造を見る機会はほとんどありません。「からくりの森」では、腕時計の中にいる小さな機械たちが外に現れ、自由自在に動く針の動きや、自然の美しい音を奏でる様子を、楽しみながら体感できます。今まで気付かなかった「時」の移ろいと表情を楽しみつつ、腕時計の仕組みや面白さ、技術の広がりを実感していただきたいと思います。

この「からくりの森」は、二つのインスタレーションで構成しています。「時計仕掛けの森」は、アーティストのクワクボリョウタ氏を外部アドバイザーに迎え制作。「時計の捨象」は、nomena(ノメナ)の企画提案をもとに共同で制作いたしました。

ギャラリーツアー追加開催決定!! 受付終了しました。

トークイベント 参加費無料 詳細と申し込みはこちら

ギャラリーツアー開催決定!!参加費無料 詳細と申し込みはこちら

installations

creators

時計仕掛けの森

企画制作:セイコーウオッチ株式会社
外部アドバイザー:クワクボリョウタ

影絵の展示会場

小さな時計に秘められたユニークな内部機構が生み出す動きを、光と影で大きく映し出す「影絵」により、楽しみながら時の存在と腕時計の可能性を感じていただける空間です。

インスタレーション
「時計の捨象」

自在で滑らかな針の動きを実現する腕時計の内部機構、音で時間を知らせる音声デジタルウオッチを活用して制作しました。捨象とは、ある物事の特徴のうち一部を残して他を捨てることにより、その物事の本質を探ろうとする思考方法です。「時を計る」という時計の本分とも言える特徴をあえて捨てたとき、それでもそこに残るもの。その佇まいや振る舞いから、人々を笑顔にするセイコーの「ものづくり」の姿勢と哲学を感じていただきたいと思います。

時計の捨象 #01

企画制作:nomena
共同制作:セイコーウオッチ株式会社

自由に動く2本の針を見たとき、針を手足にして歩く時計の姿を思い浮かべました。水に浮かべ、針の先にフィンをつけると、彼らは小さな波紋を作りながらゆっくりと泳ぎ始めました。

時計の捨象 #02

企画制作:nomena
共同制作:セイコーウオッチ株式会社

一定のリズムで躍動する針を見たとき、鳥のように羽ばたく時計の姿を思い浮かべました。彼らに羽を取りつけると、色彩の影を落としながら群れをなして飛び始めました。

時計の捨象 #03

企画制作:nomena
共同制作:セイコーウオッチ株式会社

音だけで時を告げる時計を見たとき、自然の音に憧れる時計の姿を思い浮かべました。彼らに雨音の声を与えると、光の雫とともに時雨の情景を描き始めました。

nomena

nomenaのメンバー4名

日々の研究や実験、クリエイターやクライアントとのコラボレーションから学び続けている多領域の知見を動力にして、前例のないものづくりの可能性に、具体的なメカニズムを実装するエンジニアの集団。近年では、宇宙航空研究開発機構JAXAなど研究機関との共同研究や、東京2020オリンピックにおける聖⽕台の機構設計などに参画。主な受賞歴に、文化庁メディア芸術祭アート部門優秀賞(2022)、DSA日本空間デザイン賞金賞(2017)、日本サインデザイン協会SDA賞優秀賞(2017)、東京都現代美術館ブルームバーグ・パヴィリオン・プロジェクト公募展グランプリ(2012)他。

クワクボリョウタ

クワクボリョウタの写真

アーティスト/情報科学芸術大学院大学[IAMAS] 教授/多摩美術大学情報デザイン学科 非常勤講師。
現代美術を学んだ後、1998年に明和電機との共作《ビットマン》を制作し、エレクトロニクスを使用した作品制作活動を開始。デジタルとアナログ、人間と機械、情報の送り手と受け手など、さまざまな境界線上で生じる事象をクローズアップする作品によって、「デバイス・アート」とも呼ばれる独自のスタイルを生み出した。その代表作に《ビデオバルブ》、《PLX》、《ニコダマ》などがある。
2010年発表のインスタレーション《10番目の感傷(点・線・面)》以降は、観る人自身が内面で体験を紡ぎ出すような作品に着手している。アートユニット、パーフェクトロンとしても活動。『デザインあ展』(2018年/富山県美術館、日本科学未来館)の展示構成などを手がける。

セイコーウオッチ株式会社

SEIKOのロゴ

1881年の創業以来、セイコーは創業者の信条「常に時代の一歩先を行く」とともに、精度と美しさへの飽くことない探究により、日本初の腕時計や、世界初のクオーツ式腕時計など、数々の革新的な腕時計を人々の手に送り届けてきました。現在、世界でも数少ないマニュファクチュールとして、先進技術と匠の技を組み合わせ、日本の美意識に基づく腕時計により、お客様の感性に響く「喜びと感動」を提供し続けています。

Map

〒150-0001
東京都 渋谷区 神宮前1-14-30 WITH HARAJUKU 1F
OPEN 11:00am - 8:00pm(入場は7:45pmまで)
入場無料/事前予約不要/展示会期中は無休

*時計の販売は行っておりません。